先日のポストにも書きましたが、中華カーボンの実態を知るべく自ら購入に踏み切ったわけですが、苦難の道のりでした。
注文から組み立てまでの道のりをもう一度おさらいしますが
1.メーカーに直接連絡し、カーボンフレーム(R869)を注文。PayPalで支払。
↓
2.無事にフレームが届いたけど、精度が低く、表面に欠けがある商品が届く。
↓
3.クレームを入れ、返品を申し立てる。
↓
4.中国の税関で法外な税金をかけれらたため、メーカーが受け取り拒否
↓
5.手元の戻る
↓
6.Invoiceを書き直して、再度返送。
↓
7.今度は中国税関が輸入拒否
↓
8.再度手元に戻るが、付属品のシートポストがなくなる
↓
9.郵便局に欠品があると伝える
↓
10.メーカーにこのやり取りの間で欠品が出たことを伝える
↓
11.返品をあきらめる
↓
12.これでは自転車に乗れないので、仕方なく新しい(別モデルの)フレームR872を注文
↓
13.無事に到着!!
↓
14.ほかのパーツを取り寄せ組み立て
↓
15.欠品パーツが到着
↓
16.ヤフオクで難ありフレームを無事に処分
↓
17.新しいフレームの組み上げが終わり、無事に乗り始める。
↓
18.細かくパーツを変えながら、260km走る←今ここ
と、とんでもなく時間がかかったのです。
最初に買ったのはTOP FIREのR869というDeRosaのSuperking888にそっくりなフレーム。こいつがトラブルの元凶でした。
最初から今乗っているR872を購入していればこんなことにはならなかったのですが、当初ホリゾンタルフレームが欲しくて各所調べてこのフレームに行き着いたわけなんですね。
その昔、郵便局の人に返品時はこれでも大丈夫と言われ、Wiggleに返品した時は「商品見本/0円」でも返品できたのですが。
今回この内容で返品したところ、メーカー側に約18,000円程度の関税がかかってしまうとのことで、受け取りを拒否されてしまいました。というか、正確にはメーカーで一旦支払うけど、この分の追加料金って払ってくれるんだよねと?メーカー側に言われたので、こちらが拒否したのですが…。
で、中国から再び私の手元に戻ってきたR869を再び中国へ送り返そうとして書いたEMSの伝票
0円がダメだったんだろうと思って、商品価値のないこのフレームに「商品/10000円」と書いて再度送りましたが、すでに目をつけられていたのか、中国側の税関で問答無用で帰ってきました(苦笑)その後、正式に書類を作成し、理由を求めても「受け取れない」という返事が中国から返ってくる始末。
返品時には金銭のやりとりを行っていないのに、税金かかるのはなんとも腑に落ちないですね。しかも、このやりとりの間に、付属のシートポストが紛失しました。
フレーム発送した東京都内の郵便局に荷物が紛失したことを伝えると、お金が返ってくる(賠償)と教えてもらえたので、ちゃんと手続きを行いました。私の場合は一部の紛失でしたが、申請した10000円と送料約4000円=約14000円が返金されました。
中国で無くなっただろうに、日本の郵便局が私に賠償するのもなぁ…。
とりあえず、手元に残ったR869もオークションで購入時の値段よりも若干上ぐらいで処分できましたし、送料分も賠償請求で戻ってきたので良しとしました。
TOP FIREでフレームを購入する場合は、担当者の対応はかなりいいですが、購入するフレームによってクオリティにばらつきがあるのではないかと思いました。R869とR872ではとても同じメーカーが売った商品とは思えないものでした。
恐らくTOP FIREもただの代理店で、その先に複数の工場がいるんだろうな。
コメント