いよいよバックプレートを取り付ける準備を始める
前回の続きから、Mac Proにバックプレートを取り付ける作業を行います。
メールで作業用マニュアルが送られてきたので、まずは読んでみます…。がこの時点で添付されて来たマニュアルのいい加減さに気いてしまいます。
気を取り直して、作業を進めます。
マスキングテープで筐体を保護
バックパネルとフロントパネルを保護するためにまずキングテープを貼っておきます。
傷防止のためと、その後で鉛筆で印をつけやすくするためです。
鉛筆で印をつける
バックプレートをバックパネルに仮置きし、バックプレートの穴に沿って鉛筆で印をつけます。
ちなみにマニュアル通りの指示でバックプレートを正しい位置に持ってくるのは非常に難しいです。
ATX電源固定用左上のネジ穴以外はバックパネルのパンチングとネジ穴が一致すると書いてありますが、これだけでは正しい位置を導くことは難しく、またマニュアルに掲載されている写真とも若干違う位置になるようです。
この状態で正解なのかも正直わからないまま作業を進めます。
ミニルーターでひたすらバックパネルを切っていく
ミニルーターを使って鉛筆でつけた印に沿ってバックパネルを切っていきます。
少しづつ切りながら、バックプレートをバックパネルに当てて位置を確認しながら作業を行います。
バックプレートの穴よりも2〜3mm大きく穴を開けることで、バックパネルの切断面がうまく隠れます。
アッパーパネルとファンマウンターが外れない!?
ATXのマザーボードを載せるにはアッパーパネルを取り外すか、一部を切断する必要があります。
PowerMac G5と違って、Mac Proのアッパーパネルを外すには多くのネジを取り外す必要があります。またラッチ部分のパーツもPowerMac G5よりはるかに外しづらくコツがいりました。
アッパーパネル自体は30分ぐらいで取り外せたのですが、元々の電源ユニットの手前にあるファンマウンターが筐体から外すことができず、ナットを外した後もどうやら固定されている部分があるようで、結局ミニルーターで切り刻み、無理やり取り外しました。他にいい方法があったかもしれませんが。
バックプレートを固定する
見た目はまったく問題なくうまく固定できました。最初からこんな感じの筐体だったかのような一体感。
マザーボードトレイを固定する
アッパーパネルが無くなった筐体にマザーボードトレイを固定していきます。
元々マザーボードを固定していたスペーサーは、ゴムハンマーで叩くなどしてあらかじめ折っておきます。そうしないとマザーボードトレイが固定できません。
なぜか皿ネジに平らなワッシャーが付属していて、とりあえず取り付けましたが何だかとっても微妙な気分になりました。
取り付け後いろいろ問題が発生する
取り付け終わって安心していたのもつかの間、サイドパネルを開くラッチが、今回取り付けたネジに干渉してしまう。とりあえずサイドパネルの開閉には問題なさそうですが。
よくよく見るとバックプレートが歪んでいる部分があったので、ワッシャーを入れて周辺の高さと微調整しました。
ちなみにこの作業にはトータルで15時間以上かかってしまいました。ですが、とりあえずキレイに取り付けられたので大満足です。
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