壊れたMac Proを運良く手に入れた話

Mac Pro Hackintosh

急に現れたMac Proたち

身内からSNS経由で連絡があり、「壊れたMac Proが4台あるけど、いる?」と。
目を疑いました。こうゆうことを始めると、自然に改造ベースになるMacの方からやってくるのか?

聞けば、近くで雷が落ちてから電源が入らなくなってしまったものや、メモリスロットが認識しないもの、起動が遅くて使い物にならないものなど、不調になっている箇所が様々。逆にこれらの動くパーツだけを集めて少なくとも1台は復旧できるのでないかと。

タダでもらうには気が引けたので、無事に治せたら1台返却するという条件で、4台全部を一旦引き取ることにしました。現地に行って確認したら、4台中の1台は見た目がそっくりなPowerMac G5だったのですが…。

早速、動作確認を始める!!

Mac Pro

4台を自宅に持ち帰り、早速動作確認を始めます。長年のホコリがたまっていることが容易に予想できたため、作業は外で行いました。その方が部屋を汚すことなくエアダスターも思いっきり使うことができます。

一通り通電と動作確認作業を行い、以下のような結果に。

1台目のMac Pro
通電はしているが起動していない様子。起動音もならない。ただし見た目はキレイ

2台目のMac Pro
通電はしているが起動していない様子。起動音もならない。足が歪んでいる。

3台目のMac Pro
通電できず。サイドパネルにひどい擦り傷

PowerMac G5
動作検証することもなくいきなり分解!!

PowerMac G5に関してはケースのみ欲しかったので、動作検証もすることなく、いきなり分解をしました。
残り3台のMac Proに関しては、もう少し動作検証をしてみました。

通電している(電源ランプは点灯する)のに起動音がならないという症状に関しては、メモリを認識していない可能性が高かったので、メモリスロット周りの清掃とメモリ自体の交換で、無事に起動することができるようになりました。

全く通電していないものに関しては、他の動いているMac Proの電源ユニットに交換したところ無事に起動できました。

ということで、Mac Pro3台はとりあえず使える状態になったので、約束通り1台(2台目のMac Pro)は元の持ち主のところに返してあげました。

1台目と3台目のMac Proのその後の行方

その後、1台目のMac Proに下段メモリスロットが読めなくなる不具合が発生しました。恐らくマザーボード側のトラブルの可能性が非常に高かったので、このまま使用することは諦め、Hackintoshのベースマシンにすることにしました。ケース以外の内部パーツはほぼ全て取り外し、燃えないゴミとして捨てました。

一方3台目のMac Proですが、家の中にこんなにMac Proがあっても邪魔だなということに気づき(笑)、ヤフオクにて処分しました。8,000円程度で落札していただき、新しいユーザーの元で頑張っていることでしょう。

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