Hackintosh界では有名なBroadcom BCM94352
Hackintoshの世界では、無線LANに接続することが比較的難しいというか、対応するモジュールを手に入れることがまず難しいです。 Macに対応しているTP-LinkのUSB型モジュールもありますが、一部OSの機能が制限されていたりします。
これに対応するため、中古のMacから純正のWi-Fiモジュールを取り出して移植したり、同じチップを搭載しているサードパーティー製のモジュールを組み込んだりする必要がありますが、比較的高価で取引されています。
今回紹介するBroadcom BCM94352は、比較的低価格な点で人気が高いモジュールです。Wi-Fiも802.11acに対応し、さらにはBluetooth4.0も使用できる。ただしそのままでは使用できないので、Clover等で調整しながら使用します。純正と同じレベルでOSの機能を使用することが可能になります。
どこで調達するのか?
国内では取り扱っているところが少なく、また高価で販売されているため、手元に届くまで若干時間はかかりますが、eBayやAliExpressから購入します。
紛らわしい規格
注意したいのは流通しているBCM94352というモジュールには、BCM94352HMBとBCM94352Zという2種類が存在することです。
BCM94352HMBはMini PCI-Express接続。
BCM94352ZはM.2(NGFF 2230)接続。
使っているマザーボードによって、対応しているものが違います。
Hackintosh 1号機で使用していたASRock H170M-itx/acにはMini PCI-Expressがあったため、そこに直接接続してました。
Mac Pro Modで使用したASRock H270 Pro4にはM.2(NGFF 2230)のスロットがあるため、そこに直接接続します。
M.2(NGFF 2230)もMini PCI-Expressもない場合は、PCI-Expressへ変換するボードが必要になります。
こうして見ると、サイズも全然違います。
購入の際は、間違わずに購入してください。
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